世代超え絆深める 北高体操部卒生初の集い
和歌山北高校体操部のOBOG会は11日、和歌山市湊通丁北のホテルアバローム紀の国で1~56期による集いを開いた。卒部生や指導者ら90人が食事を交え、懐かしの思い出話に花を咲かせた。
世代を超えた絆を深めようと創部約60年で初開催。部出身のオリンピアン、田中佑典さん(34)と、スキー競技のエアリアルに転向し五輪出場を果たした、田原直哉さん(43)も出席した。
参加者は、1969~72年に部を指導した小宮清さん(82)の音頭で乾杯した。食事の他、部の歴史を振り返るスライドショー、腕立て伏せ大会、記念撮影などで交流。アルバムで振り返る人もいた。1期主将の椋野悦和さんによるギター演奏で、校歌と応援歌も合唱した。
10期の西谷公志会長(66)は、「北高体操部の熱い心が90人を集めた。世代を超えた会を開けるのは奇跡。すごく喜んでいる」と笑顔で話した。