ウェイブス公式戦 県内唯一プロ野球団

さわかみ関西独立リーグに所属する県内唯一のプロ野球団「和歌山ウェイブス」は19日午後5時から、紀三井寺公園野球場(和歌山市毛見)での公式戦で淡路島ウォリアーズと対戦する。

ウェイブスは昨季まで、田辺スポーツパーク野球場(田辺市)と上富田スポーツセンター野球場(上富田町)を本拠地としていたが、今季から紀三井寺公園野球場を追加した。同球場では8試合を行うなど、県全域を拠点として盛り上げていく。

ウェイブスは2022年12月、前身の和歌山ファイティングバーズから運営母体の変更とともに発足。1年目の昨季はリーグを30勝17敗1分で制した。今季は新たに、昨年までウェイブスで選手として活躍していた西河洋樹さん(30)が球団代表、元阪神タイガース投手の西村憲さん(37)が監督に就任。選手21人中12人が新加入となるなど、体制を大きく変えて連覇を狙う。

19日の公式戦では、岸本周平知事が始球式、和歌山を拠点に活動する歌手のTOMPEIさんが国歌斉唱とミニライブを行う。入場料は高校生以上1000円、小中学生500円、小学生未満は無料。現地で支払い。

西河球団代表は「昨年に続き優勝を目指す。県内唯一のプロ野球の球団として県全域を盛り上げたい。多くの人にもっとチームを知って、応援に来てもらいたい」と意気込んでいる。

ウェイブスは12日午後5時から、田辺スポーツパーク野球場で大阪ゼロロクブルズと、14日正午から、上富田スポーツセンター野球場で兵庫ブレイバーズとも対戦する。

和歌山ウェイブス(同球団提供)

和歌山ウェイブス(同球団提供)