JAわかやまが電子黒板寄贈 和歌山市の学校へ

わかやま農業協同組合(JAわかやま)は、和歌山市立の中学校・義務教育学校に地域貢献活動の一環として65型大型電子黒板、19台を寄贈した。市は、ICTを活用した教育を進めており、授業で活用していく。

大型電子黒板は、直接書き込むことができたり、デジタル教科書などの提示や学習用タブレット端末で生徒が作成した資料を映し出して発表や意見交換ができたりと、さまざまな使い方ができる。

寄贈式は市立加太中学校で行われ、森博克代表理事専務から尾花正啓市長に目録が、尾花市長から森代表理事専務に感謝状が贈呈された。

式で森代表理事専務は「将来の和歌山を担う子どもたちに何かできないかと思い、寄贈させていただいた」と話し、尾花市長は「これからのICT教育の中で電子黒板は必須となっていくだろう。電子黒板は和歌山市の教育にプラスになっていき、活用させていただき教育水準の向上につなげていきたい」と感謝した。

3年A組の教室では、大型電子黒板を使った授業が行われ、森代表理事専務、尾花市長、阿形博司教育長が視察した。

学級委員の大川心晴さんは「この度は電子黒板を寄贈いただき本当にありがとうございます。私たちは授業で動画を見たり、タブレット端末と電子黒板をつないで自分たちの意見を画面上で共有したりしています。これからもより一層、学習を深めていきたいと思います」とお礼の言葉を伝えた。

寄贈された電子黒板

寄贈された電子黒板