桐蔭が10得点圧倒 那賀は主将が5回に意地

5回裏、神崎のスクイズで三走・岡田が本塁生還(桐蔭)
5回裏、神崎のスクイズで三走・岡田が本塁生還(桐蔭)

第10日
【第2試合・3回戦】

那賀 0 1 0 0 2 0 0 3
桐蔭 3 0 0 2 5 0 × 10

(7回コールド)

〔那〕柳室、松本英、水内、吉内―小川〔桐〕中尾、上崎、内田―淡路▽二塁打=小川(那)岡本、中尾、竹中(桐)

初回、桐蔭は四球、投犠、ボークで1死三塁として井上の適時内野安打で先制する。その後、岡本の右翼線への適時二塁打と生駒の中犠飛で2点を追加した。対する那賀は2回表、四球、浦西と湯川の連続バントヒットで無死満塁の好機をつくり、堂本の左犠飛で1点を返した。

その後、桐蔭の井上と那賀の小川が適時打を放ち、両チームが2点を追加して迎えた5回裏、桐蔭は岡田と竹中の適時打、神崎のスクイズ、押し出し四球、岡本の左犠飛で一挙5得点。以降、両チームに得点はなく、桐蔭が7回コールド勝ちした。参考記録ながら無失策試合となった。

桐蔭の矢野健太郎監督は「初回に3点を取って、終始気持ち的に有利に戦えた」とした。
那賀の小川蒼空主将は「目標としていたベスト4にいけなかったが、全員が諦めなかったので悔いはない」と話した。