和東が4強入り 桐蔭は好機で本塁遠く
第106回全国高校野球選手権和歌山大会は24日、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で準々決勝2試合があった。第1試合では和歌山東が桐蔭を4―0で下し、2年ぶり6回目の4強入りを決めた。
第13日
【第1試合・準々決勝】
桐蔭 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
和歌山東 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1 | × | 4 |
〔桐〕中尾、内田―淡路〔和〕前芝、増岡―辻奨▽二塁打=谷村(和)
前半、桐蔭・中尾と和歌山東・前芝が投手戦を展開し、4回まで0行進した。試合が動いたのは5回裏、和歌山東は2死から前芝が二安で出塁。盗塁と悪送球で三塁に進み、暴投で先制の本塁を踏んだ。7回裏には、1死二塁で谷村が右越適時二塁打を放つ。さらに田中の適時打と8回に敵失でリードを4点に広げた。
桐蔭は6回に1死二、三塁、最終回に2死から満塁の好機をつくったが、あと1本が出なかった。
和歌山東の辻太一主将は「一つずつ勝ち進めてうれしい」とし、準決勝以降に向け「どこが相手でも『魂の野球』をして甲子園にいく」と意気込んだ。
桐蔭の淡路文太主将は「悔しいが全力を尽くしてやり切った」と話した。
【第2試合】
近大新宮3―1耐久