小西氏が出馬表明 衆院選和歌山2区
次期衆院選の新和歌山2区に29日、元兵庫県議でコンサルティング会社代表の小西彦治氏(52)が無所属での立候補を表明した。
小西氏は兵庫県伊丹市出身、神戸大学大学院法学研究科博士前期課程修了。伊丹市議、兵庫県議などを務めた後、多選批判や無投票当選阻止などを掲げて各地の市町村長選などに立候補し、県内では2月の印南町長選で落選している。
県庁で記者会見した小西氏は、自民党の裏金問題を全国的に有権者に意識を持ってもらえる選挙区として、和歌山2区を選んだと説明。「お手つきした自民は一回休んでもらう方がいい。裏金問題を風化させないことが第一義。私が旗を振れたらいいと思っている」と述べた。
新2区には、共産党県委員で前県議の楠本文郎氏(69)、自民党の二階俊博元幹事長の三男、二階伸康氏(46)が立候補を予定している。