命を救う社会貢献 エネオス石油精製が献血
和歌山県海南市藤白のENEOS和歌山石油精製㈱(山下義治社長)の社員らは14日、献血に協力した。同社敷地内に県赤十字血液センターの献血車2台が配置され、同社、グループ会社のカイセキ産業㈱と富士エンジニアリング㈱、協力会社8社の社員ら約70人が血液を提供した。
同社は、「献血は命を救う社会貢献」との思いで1973年から、毎年春と秋の年2回実施している。2015年に仁坂吉伸前知事、22年には県赤十字血液センターから、同社やグループ会社2社に、献血活動の模範企業として、感謝状が贈られている。
これまでに10回以上献血に協力しているという東稜征(たかゆき)さん(27)は「自分のできることで社会に貢献したいと思い協力している。困っている人のために、多くの人が献血に協力するようになればうれしい」と話した。