楠見西が優勝 新報杯ソフトボール大会
第16回わかやま新報杯ソフトボール大会(津村周大会委員長)は8日、和歌山市有本のせせらぎ運動公園で準決勝と決勝があり、決勝では楠見西SCが和歌山ヤンキースを19―0と3回コールドで圧倒し、24チームの頂点に立った。楠見西の優勝は第1、11回に次ぐ5大会ぶり3回目。
◇決勝
楠見西SC | 5 | 5 | 9 | 19 |
和歌山ヤンキース | 0 | 0 | 0 | 0 |
(3回コールド)
◇準決勝
宮前球遊クラブ | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 6 |
和歌山ヤンキース | 2 | 3 | 4 | 0 | 0 | × | 9 |
(準決勝1試合目は、福島WILD BEASTの棄権により楠見西の不戦勝)
決勝では楠見西打線が爆発した。初回、松浦の3点本塁打など先頭から5連打で5得点。2回には森田と松浦に本塁打が飛び出すなど、再び5得点を挙げた。3回には打者13人の猛攻で9得点し突き放した。
意地をみせたいヤンキース打線は3回、先頭の安見がチーム初安打となる中前打で出塁。その後2死三塁としたが、得点できなかった。
最優秀選手賞には2打席連続で本塁打を放った楠見西の松浦昂基選手、敢闘賞にはヤンキースの岡博文選手が選ばれた。
松浦選手(34)は「優勝できて最高。ことしは調子良く、2打席目のホームランは完璧だった。来年は全大会で優勝する」と笑顔だった。
チーム唯一の安打を放ったヤンキースの安見和紀選手(51)は「チーム一丸となってつかんだ準優勝でうれしい。19点を取り返すために1本打とうと、つなぐ気持ちで頑張った」と話した。
閉会式で津村大会委員長は両チームの功績をたたえ、「20回に向かっても頑張っていくので、ぜひ参加いただき、優勝を目指していただきたい」と呼びかけた。
優勝、準優勝チームのメンバーは次の皆さん。
【楠見西SC】監督兼選手=宮本祐樹▽主将=松浦昂基▽選手=南直希、森岡大亮、中井将人、山﨑大幹、坂下裕城、江川凌世、森田雄大、中岡昭二、高山繁樹、江川公、江川隼
【和歌山ヤンキース】主将=堀口昌博▽選手=上荒磯泰宏、馬場章亘、岡博文、蔦尾佳紀、田中健治郎、高城貫弘、堀口昌博、安見和紀、中尾昌典、嶋本桂志、堀博之