サンタさん来た 幸せ運び隊が乳児院に贈り物
子どもたちに楽しいクリスマスを過ごしてほしいと、和歌山県内で活動する「幸せ運び隊」(島英雄隊長)のメンバー6人は25日、岩出市中迫の社会福祉法人つくし会が運営する和歌山乳児院(小浦由加里院長)を訪れ、お菓子などを贈った。
同隊は、誰もが生まれきて良かったと思える社会を目指し、ことし夏に結成。和歌山市、海南市、岩出市で地域の見守り活動や清掃を実施。子ども食堂、障害者や高齢者の支援施設などにプレゼントを届ける活動をしている。
和歌山乳児院は、家庭で養育が困難な0歳から4歳の乳幼児を一時的に預かる子育て支援施設。この日、同所ではクリスマス会が開かれ、20人の子どもと親が参加。サンタクロース姿のメンバーが、隊員や協賛企業が提供したお菓子、アイスクリーム、洋服などの贈り物を一人ひとりに手渡した。
小浦院長は「子どもたちはたくさんのサンタクロースに最初は驚いていましたが、プレゼントをもらってすごく喜んでいた。笑顔いっぱいで家族と一緒に過ごせる大切なクリスマスになった」と感謝。
島隊長は「活動に賛同する仲間を増やし、よりたくさんの人に幸せを運んでいきたい」と話していた。