日赤県支部へ寄付 和歌山文化協会茶道部

志場事務局長㊨に寄付金を手渡す永岡部長(中央)と平根副部長
志場事務局長㊨に寄付金を手渡す永岡部長(中央)と平根副部長

和歌山文化協会茶道部(永岡一惠部長)は8日、前日に開催した「チャリティー花寄(はなよせ)茶会」の収益の一部、10万円を日赤県支部(和歌山市吹上)に寄付した。

同部では2010年から地域福祉充実のために寄付。大規模な自然災害の発生が続く中、14年からは同支部に寄付を続けている。

花寄茶会で購入してもらった茶券の一部を寄付に充てた。

この日、永岡部長と平根昌子副部長が同支部を訪ね、「少しでもお役に立てれば」と志場紀之事務局長に寄付金を手渡した。

永岡部長は「『チャリティーなら』と茶券を買ってくださる方も多く、お茶を習っている人以外にも、いろんな方に参加いただける。寄付は部員の励みにもなっています」とにっこり。志場事務局長は「長年にわたり、ご支援をいただき大変ありがたい。南海トラフ巨大地震の発生も懸念される中、防災・減災につながるよう、大切に使わせていただきます」と話していた。

寄付金は県支部の活動資金として、災害時の被災者救護、防災・減災の普及啓発、災害用備蓄品の購入費など、いのちを救うさまざまな取り組みに活用される。