和工ラグビー部が創部65周年記念試合
県勢最多19回の全国大会出場を誇る県立和歌山工業高校ラグビー部の創部65周年記念試合が17日、和歌山市の紀三井寺公園補助競技場で行われた。 中学生から社会人まで10チームが出場し、 節目の年を熱い戦いで祝った。
平成27年の紀の国わかやま国体、 31年ワールドカップ日本開催に向けて、 県ラグビーの活性化の一翼を担おうと、 同部が企画した。 この日は、 岩出ラグビースクール中学部と岬町立岬中学校(大阪府) との交流試合で開幕。 メーンは、和工と昭和40年代に全国出場を果たした古豪・天理高校Ⅱ部 (定時制)、 創部25周年を迎えた近大付属和歌山高校との三つどもえ戦となった。 また、 和工OBが中心の和工クラブが新日鐵㈱堺製鉄所と対戦。 創部80周年を迎えた桐蔭高校OBも加わり、 18歳から最年長50歳の世代を超えたチーム編成で親睦を図った。
和工3年生の土岐克司主将(18)は「たくさんのOBのサポートに感謝する。 65年の伝統をしっかりと受け止め、 さらに発展していけるよう今の世代の僕たちがしっかりと頑張っていきたい」 と力強く飛躍を誓った。