5日まで和大絵画部OB展 ギャラリー白石

 和大絵画部OBでつくる「たんぽぽの会」の第27回展が5日まで、和歌山市湊通丁のギャラリー白石で開かれている。

 顧問の故・峠原敏夫さんに指導を受けた40代から70代の男女22人が、油彩や水彩、篆刻(てんこく)や絵手紙など約50点を出品。

 自然界の生き物を壮大に描いた、稲垣紀子さんの「想 2013―V」、宇宙空間を浮遊するようなモチーフが愛らしい、吉成文男さんの「パラダイス13」などが並んでいる。峠原さんの遺作「天と地のむすび」も展示されている。

 今回初参加で、学生時代に制作した木の彫刻を出品した藤田哲生さん(63)は「同窓会のようで、学生時代が懐かしく思い起こされます。作品から、生きるエネルギーのようなものを感じていただけたら」と話している。

 午前10時から午後6時(最終日は4時)。問い合わせは同ギャラリー(℡073・425・4634)。