感動の瞬間一枚に 6日まで写団「創生」展
写団「創生」(藤吉修忠代表)の第21回写真展が1日、和歌山市北出島の県勤労福祉会館プラザホープで始まった。
6日まで。かつらぎ町の写真家・山中健次さん(63)を講師に学ぶグループで、坂田稔顧問と山中さんを含め11人が出品。風景や人物、祭りなどの33点の他、「みず」をテーマにした10点を出品している。
テーマ作品は、鯉流しや神秘的な中国の水辺の情景、水面に映る木立を上下逆に展示した作品など。自由作品は、赤ちゃんのかわいい足の裏をクローズアップしたもの、ハプニングの瞬間を捉えた動きのある一枚、高野山での僧侶の楽しい一こまなど多彩。
山中さんは「上手な写真はいらない。下手でもいいから、感動や一瞬を閉じ込めることを大切に、楽しみながら活動しているクラブ。ジャンルもさまざまで、皆さんそれぞれ気に入る写真を見つけてもらえるのでは」と話す。
ことし入会した山本ひとみさん(56)は「写真を撮るようになって、ものの見方が変わってきました。作品を見ただけで、人となりが伝わるような写真を目指したいです」と話していた。
6日午後3時から、山中さんによる公開講評がある。午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。問い合わせは同所(℡073・425・3335)。