和歌山市民図書館 指定管理に2社が応募

和歌山県南海和歌山市駅前に平成31年10月の移転、開館を予定している新市民図書館の指定管理者に東京都の2社が応募し、公開プレゼンテーションが24日、同市小人町のあいあいセンターで行われた。

応募したのは、全国で約170件の指定管理の実績がある㈱図書館流通センターと、レンタル大手「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱。

2社とも館内にカフェを設け、くつろぎやにぎわいを重視する点で共通する一方、文房具の販売や子ども向けの部屋の設置、地域FM局のサテライトスタジオを設けるなど、独自の提案があった。プレゼンテーションは各社25分間で行われ、大学教員や市職員など5人が審査に当たった。

市は提案内容や事業者へのヒアリングなどを基に来週中にも事業者を選び、12月定例市議会で決定するとしている。