見守り活動用ベスト 県内8JA ・共済連が贈る

地域貢献活動の一環として、県内8JA・JA共済連和歌山は、交通事故の未然防止活動に取り組む地域ボランティアや保護者が活動中に着用するベストとキャップを、管内各市町村に寄贈する活動を展開している。

7日にはJA紀の里が和歌山県紀の川市役所を訪れ、貴志康弘教育長に目録と寄贈品を渡した。

県が平成18年度から実施している「わかやまこどもセーフティネット」を応援するもの。同セーフティネットは子どもたちの登下校を見守る活動で、地域ボランティアらが通学路での事故や事件の未然防止活動に取り組んでいる。

同市教育委員会には470セットを配布。ベスト、キャップはともにオレンジ色で、県PRキャラクターのきいちゃんの絵と「わかやまこどもセーフティネット」などの文字があしらわれている。

市役所で行われた寄贈式には同JAの吉田哲男代表理事組合長や岩上昌義常務理事らが出席。貴志教育長に寄贈品などを手渡した吉田代表理事組合長は「未然防止活動に役立ててほしい」とあいさつ。貴志教育長は「それぞれの学校に配布し、安全に登下校できるよう努めたい」と話した。

寄贈品は来年1月中に対象となる市町村に計5000セットを寄贈する予定だという。

ベストと目録を手に吉田代表理事組合長㊧と貴志教育長

ベストと目録を手に吉田代表理事組合長㊧と貴志教育長