治安維持へ決意新た 県警が年頭の視閲式
県警は11日、和歌山市毛見の和歌山マリーナシティ駐車場で年頭視閲式を行い、約400人の警察官が治安維持に対する決意を新たにした。
式典には、県警本部と県内14署の署員が参加し、一般観覧者約350人が見守った。パトカーや白バイなどの警察車両43台、警察犬8頭、ヘリコプター1機が勇猛に部隊行進。白バイが日頃の走行訓練の成果を披露して会場に花を添えた。
8台の白バイはS字クランクや連続進路転換、輪乗りなど、一糸乱れぬ走行で観覧者を魅了。披露が終わると大きな拍手が送られた。
宮沢忠孝本部長は「本年も県警の運営指針は県民の期待と信頼に応える強さと優しさを兼ね備えた警察。一人ひとりがこの運営指針にのっとり、あらゆる事案事態に的確に対処していただきたい」と訓示した。
白バイやパトカーが好きな子どもと来たという森有希さんは「ヘリの巡回や白バイの走行に感動。警察犬も思ったほど怖くなく、大人しくて賢くて格好いいですね」と喜んでいた。