来県歓迎の竹燈夜 和歌山城でイルミネーション
第14回和歌山城まちなかキャンドルイルミネーション「竹燈夜」が9、10日の両夜、和歌山県和歌山市で行われ、和歌山城公園と周辺が幻想的な明かりに包まれ、多くの市民や観光客が訪れた。
ことしは「ねんりんピック紀の国わかやま2019」(12日まで)に合わせて来県者のおもてなしを兼ねての開催。公園内や近隣のホテル前に約8000本の竹灯籠が並び、いけばな野外アート展、クラシックコンサートなどの芸術イベントも催された。
明かりでイラストなどを描いたコーナーもあり、天守閣前広場や砂の丸広場前には、ねんりんピックキャラクター「きいちゃん」や歓迎の「ようこそ」などの文字が並んだ。
市ふるさと観光大使を務めるミュージシャン・HYDEさんにちなみ「HYDE♡わかやまし」などのイルミネーションもあり、来場者は写真を撮るなどして楽しんだ。
ここ数年は毎回訪れているという同市栄谷の男性(37)は「初めて見るイルミネーションや展示など、年々内容が充実していて楽しい」と話していた。
砂の丸広場ではコラボイベントとして「全肉祭」も開催。畜産肉、魚肉、果肉などさまざまな肉の料理が味わえるブースが並び、多くの人でにぎわった。同祭は15~17日の午前10時~午後9時にも開かれる。