ハラスメント撲滅を 労働局が相談窓口を開設

和歌山労働局(池田真澄局長)は来年3月31日まで、同局内に「職場のハラスメント特別相談窓口」を設けている。

厚生労働省が定める「職場のハラスメント撲滅月間」の12月に合わせ、窓口は2日に開設。セクシュアルハラスメントやパワーハラスメント、妊娠、出産、育児休業、介護休業などに関するハラスメントなどがない職場環境づくりに向け、労働者や企業の相談に対応している。

窓口は和歌山県和歌山市黒田2丁目3の3、和歌山労働総合庁舎4階、同局雇用環境・均等室。来局または電話(℡073・488・1170)で平日の午前8時半から午後5時15分まで受け付ける。

また、来年2月には、同年施行の改正労働施策総合推進法の内容などを紹介するセミナーも開く。10、26日に同市の県民文化会館、14日に田辺市の県立情報交流センターBig・Uで、いずれも午後1時半から。

改正法では、職場のパワハラ防止のために、事業主に雇用管理上必要な措置を講じることが義務付けられる他、パワハラに関する紛争が発生した場合には、調停など個別紛争解決援助の申し出ができるようになる。

相談窓口やセミナーの問い合わせ、申し込みは同室。