全国入賞の文化活動 中高生が教育長に報告
文化部の全国大会で優秀な成績を収めた和歌山県内の生徒が14日、県庁南別館で宮﨑泉県教育長に入賞を報告した。
製図コンクールやぼうさい甲子園などで入賞した中高生12人が訪れ、教員と共に取り組みや成果を語った。
懇談では、生徒が取り組みについて紹介し、手書きでする製図の大変さや測量、プログラミングといったそれぞれが持つスキルや将来について話した。
宮﨑教育長は「文化部の活動は実際に勉強していることとつながり、自分の将来や社会に結び付くと思う。進学や就職で県外に出る人も、和歌山を忘れずに頑張ってほしい」とエールを送った。自律型ロボットの競技会「WRO Japan2019」のフットボール部門で日本代表になった県立桐蔭中学・高校科学部の高校1年の飛田喜紀君は「国内では戦術がうまくいったが、香港やマカオ、ロシアなど世界は強い国がたくさんあった。来年再チャレンジして、自分たちの良さを発揮したい」と意気込みを話した。入賞者は次の皆さん。
【第36回全国製図コンクール】最優秀特別賞=榎本結月(紀北工3年)、秦周平(田辺工3年)、坊一真(和歌山工3年)
【第38回肢体不自由児・者の美術展書の部】特賞=矢倉遼典(南紀支援中1)
【WRO Japan 2019 Football 西日本大会】優勝=桐蔭中学・高校科学部
【令和元年度1・17防災未来賞 ぼうさい甲子園】優秀賞=熊野高校kumanoサポーターズリーダー部
【第70回日本学校農業クラブ全国大会平板測量競技会】優秀賞=紀北農芸高校農業クラブ