「3密」を避けて 開智中・高で厳かに入学式
開智中学・高等学校(和歌山県和歌山市直川、土井和正学校長)は6日、入学式を行った。新入生は中学部151人、高等部163人。
生徒・保護者ともに検温して登校し、密集を避けるため、出席は各家庭1人までとした。
保護者は控室用の教室で、ライブ配信を見守った。
感染対策として、全員マスク着用。「密閉・密集・密接」を避け、換気のためホール、教室ともに隣との間隔を空けて窓や扉を開放した。
土井校長は「皆さんは厳しい競争率の中、入学された。これからここで青春を過ごし、自分の将来のため今しかできないことを一生懸命してほしい」と式辞を述べた。
新中学1年生の二宮煌太君は「数日前に届いた制服がとてもうれしく、目標を持ち頑張りたい」、続いて新高校1年生の土肥紅映さんが「きょうのこの日を大切に勉強を頑張りたい」と宣誓した。
保護者の永井百香さんは「この日を迎えられてうれしい。感染対策として入学式のこの手厚い対応は安心して子どもを通学させられます」と話した。