県にマスク5000枚寄贈 山東省の国有企業

和歌山県と友好提携している中国・山東省の国有企業、山東省港口集団有限公司は2日、新型コロナウイルス感染症対策の支援物資として、県にマスク5000枚を寄贈した。県の対策本部から、不足している医療機関などに配布する。

同社は青島港などを運営し、同港と県の和歌山下津港は1984年に友好港提携を結び、相互交流を続けている。

県は中国での感染拡大が深刻だった1月末、同省に医療用手袋5万枚を贈り、2月中旬には県内の中国関係団体などと協力し、応援メッセージ動画を送付。その返礼として、3月には同省から5万枚のマスクが県に贈られており、今回さらに同社から寄贈の申し出があった。