スナック関連で2人 県内コロナ累計268人
和歌山県は23日、御坊保健所管内の50代無職女性と30代無職女性の2人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。県内の感染者は累計268人で、2人が退院し入院中の患者は16人となった。
県福祉保健部の野㞍孝子技監らが記者会見した。
新規感染の2人は、クラスターと認定された同管内のスナック関連の濃厚接触者で、いずれも症状は安定している。
50代女性は、10日に同店を利用後、20日に感染が発表された50代男性会社員の同居の妻で、20日に濃厚接触者としての検査で一度は陰性だったが、その日の夕方から頭痛などの症状が現れ、翌日に改めて検体を採取し、陽性と判明した。
30代女性は、10日に同店を利用し、14日から発熱や全身倦怠感などの症状があったが、医療機関は受診しておらず、21日に濃厚接触者として検体を採取し、陽性となった。
感染が疑われる期間に同店を利用した客15人のうち、12人の検査が終わり、3人が結果待ちとなっている。